命に係わる?!沖永良部旅行で気をつけなければならない事

南国の島、沖永良部島は観光地化されていない島なので、離島らしい離島旅行をされたい方にぴったりの島ですが、観光地化されていないが故に危険な部分も有ったりします。また、人がいないので事故に有った場合、発見が遅れるという事も十分にあり得ます。更に、携帯電話が通じない場所も多く、そういった場所に行く場合はアクシデントに合わないよう細心の注意を払いたいところです。そこで、沖永良部島に旅行で来られる方に、どのような事に気を付けなければならないのかをご紹介いたします。

沖永良部旅行で出会うかもしれない危険生物

奄美は沖縄に生息する危険生物といえばハブが有名ですが、沖永良部島にはハブは生息していません。何故ハブがいないのか理由は二つあり、どちらが正しいのかは、はっきりとしていません。

何故ハブがいない?
  • 沖永良部島は一度海の中に沈み、その時に生息していたハブが全滅、その後サンゴがまた隆起してできた島だから。
  • サンゴ礁が隆起してできた島なので土壌のPHがアルカリ性で、ハブが生息するのに適さないから。

ハブのような命の脅かすような生物はいませんが、海の中には危険な生物が生息しています。

怖いわね、、、

沖永良部に旅行に来る方の大半は海でのアクティビティをされるかと思いますので、下記の生物には十分に気を付けてください。

イモガイ

沖永良部旅行危険生物

沖永良部で見られるイモガイは2~3センチほどの大きさの巻貝で、砂地やサンゴ礁帯でよく見られます。この小さな貝は、かわいらしい見た目とは裏腹に、実は非常に強力な神経毒を持っており死亡事故が何件も報告されています。

刺されたときは痛みはないそうですが、徐々に毒が回り、めまい、嘔吐、発熱、全身麻痺、呼吸困難の症状が起き、命を落とすことも。種類のよって毒の強さも変わるようですが、巻貝を見つけても基本的に触らないようにするのが良いでしょう。

恐ろしい、、、

 

生命保険に入っているから大丈夫よ♡

 

ちなみに、イモガイに非常によく似た食用のマガキガイ(沖永良部ではトゥビケラザと呼びます)という貝も同じようなエリアに落ちているため、判別がつかない場合は触らない方が無難でしょう。

ガンガゼ

沖永良部旅行危険生物ガンガゼ

こちらのガンガゼという生物はサンゴ礁の穴に必ずと言っていいほどいます。一見ウニのように見えますが、細長いトゲには毒が有り、非常に鋭いので、踏んでしまうとビーチサンダル程度なら簡単に貫通してしまいます。ガンガゼの毒は死に至るほど強力な物では無いですが、刺された箇所はジンジンと焼けるような痛みが続くため、沖永良部旅行中に刺されると、楽しい観光が台無しになってしまう事は確実です。海でシュノーケリングをする際には、リーフの穴にこいつがいることを念頭に入れ、なるべく目で見えない場所は掴まないようにしてください。

ミノカサゴ

観光旅行シュノーケリング危険生物

ヒラヒラとゆっくりと泳ぐ姿が綺麗なこちらのミノカサゴ、背びれと腹びれに毒のトゲを持っており、刺されると激痛が走り、やがて患部の腫れが起こります。

ミノカサゴは人が近づいても逃げない魚なので、子供が好奇心で触ってしまう事もある危険な魚です。リーフ内でシュノーケリングをする場合、そんなに頻繁に出会う魚ではないですが、見つけても絶対に触れないようにしましょう。

ヒョウモンダコ

沖永良部旅行危険生物ヒョウモンダコ

ヒョウモンダコは小さなタコですが、牙にフグと同じテトロドトキシンという猛毒を持っています。神経毒なので噛まれると呼吸困難に陥り死亡することも。擬態しているので、見つけるのは非常に難しいですが、見つけても触らない方が良いでしょう。

ちなみに、沖永良部で獲れるシマダコというタコは、私たちが普段食べているマダコ、水ダコと比べて味が濃く、美味なので旅行で来た際には是非お試しください。居酒屋草でタイミングが良ければ扱っているようです。

エラブウミヘビ

沖永良部旅行危険生物エラブウミヘビ

ウミヘビの中でも最強に毒性が強い毒を持つのが、こちらのエラブウミヘビです。ハブの70~80倍の毒を持ち、死亡事故も起きています。

沖永良部でシュノーケリングをすると、毎回一匹は見かけるので、生息数はかなり多いと思われます。ふわふわと海面を漂っていたりすることが多いので、気づけばすぐ近くにいる事も。しかし、このウミヘビはおとなしい性格をしているので、こちらから手を出さなければ噛まれることはありません。絶対に面白半分でからかったりはしないようにした方がいいでしょう。

ぜひ近くで見てみたいわね、捕まえて来てくれるかしら?

、、、え?

オニダルマオコゼ

沖永良部旅行危険生物

オニダルマオコゼは猛毒の毒針を持っており、擬態をしている事と、全く動かないので、見つけるのは非常に難しい魚です。オニダルマオコゼの毒針は太く鋭いので、マリンシューズやビーチサンダルだと、簡単に貫通してしまいます。この魚を誤って踏んで刺されると、まず助かりません。浅瀬にいる魚なので、よく見えない場所に足や手を着く時は最新の注意を払ってください。

沖永良部旅行中に出会う自然の中に潜む危険な事

沖永良部旅行で来る方に、ぜひ知っておいて頂きたいのが、自然を楽しむにはそれなりの装備がいるという事です。観光地化されていないこの島は自然が多く残り、離島の自然を楽しみたいという方には最高の場所ですが、自然は時として牙をむきます。特に注意したいのが海での事故で、沖永良部の海水浴場ではライフセイバーがいないので、万が一海で事故が起これば死に直結します。知っていれば防げるようなことも有りますので、沖永良部観光に来る方はどんな場所で事故が多いのか確認をしてみてください。

リーフでの怪我

沖永良部島はサンゴ礁が隆起してできた島ですから、島の周りはサンゴ礁に囲まれています。干潮時にはリーフが顔を出すのでその上を歩く事もできます。しかし、このリーフはギザギザで鋭利な岩肌なので、マリンシューズなどで歩くと穴が開く事もあり危険です。更に、リーフの上は非常に滑りやすく、転んでしまうと手や足に大きな裂傷を負う可能性も有ります。島の人がリーフに行く際には、滑りにくい専用の磯足袋を履いて行きますが、旅行者の方は最低でも運動靴でリーフの上を歩くことをお勧めします。

透明度の高い海でシュノーケリングを楽しむのは最高ですが、シュノーケリング中に気を付けなければならないのは、上述の危険生物だけではありません。
シュノーケリングをされたことが有る方は認識していると思いますが、波の力というのは非常に強く、浮力が働くので人間が波に逆らう事は出来ません。
サーファーが負う怪我の中で最も多いのが、波でリーフに叩きつけられて負う裂傷です。波でリーフに叩きつけられて負う怪我というのは、シュノーケリングをする方も気を付けなければなりません。
特に危険なのが、リーフの終わり部分で発生する波です。
リーフの外に出ると魚の数、種類が多いため非常に楽しいシュノーケリングを行うことが出来ますが、リーフ際で発生する波はとりわけ強いので、リーフを出る際はこの波に細心の注意を払うようにしましょう。

潮の流れ

沖永良部島の海岸は複雑な地形をしており、そのせいで潮の流れが非常に速い場所が有ります。干潮、満潮の時間で潮の流れ、強さが変わるので間違った時間に海に入ると戻ってこられなくなるという事も十分にあります。ベテランの素潜り漁師が潮を見誤って”3時間泳ぎ続けてようやく帰ってこれた”という話を聞くくらいに沖永良部の潮の流れは危険です。

基本的に潮は干潮、満潮の一時間前後は穏やかになるので、シュノーケリングに行く方は、潮見表を確認してから行くようにしてください。お勧めは波が最も小さくなる干潮の時間帯で、 エントリーは干潮の一時間前、エグジットは干潮から一時間後の、二時間を目安に泳ぎに行くようにすれば一番安全にシュノーケリングを行えます。

離岸流

離岸流とは潮と潮がぶつかり発生する、沖に流れる潮の事を指します。複雑な地形で起きやすい現象で、沖永良部島では離岸流発生ポイントがいくつも有ります。
対策は離岸流が発生する海では泳がない、近づかないというのが一番ですが、万が一、離岸流に巻き込まれてしまった場合、 流れに逆らわず横に泳ぐようにしてください。離岸流が発生するエリアは広い物ではなく、10メートルから30メートル程の幅なので、パニックにならずに横に泳げば、離岸流から脱することが出来ます。

笠石公園

笠石公園にあるビーチは和泊町の指定海水浴場でしたが、十数年前に潮の流れが変わり、子供が離岸流に巻き込まれて死亡する事故が相次いだため、海水浴場としての笠石公園は閉鎖されました。この場所は、足がつくような場所でも離岸流が起きるので、子供連れで遊びに行く場合は避けるほうが良いでしょう。

沖泊まり海浜公園

こちらの場所はキャンプ場が併設されたビーチが有る公園で、シャワー、トイレが有り海水浴に便利な場所ですが、比較的砂浜に近い場所から離岸流が発生するので、十分に注意してください。”沖永良部でホテルに泊まるな“の記事でどのエリアが危険なのか説明しているので、旅行で沖泊まり海浜公園に行かれる方はチェックしてみてください。

風の影響

海に出ると風よけになるものが何もなくなるため、陸上よりも風が強くなる事を覚えておいてください。沖永良部島では風速5メートル以上になると白波が立ち始めます、白波が立ち始めるとシュノーケルの中に海水が入ってきやすくなるので、慣れて無い人だと溺れる原因になり危険です。海に行く際は天候と風を必ずチェックしてから行くようにしてください。

また、浮き輪でプカプカ浮いて海で遊ぼうと考えている方も、風速と風向きを確認してから行くようにしてください。海岸沿いは基本的に風を遮る崖や、山が有るので風を感じませんが、海岸からある一定の距離(場所によりますが三十メートル程沖が目安)に出ると、風が当たるようになります。海上での風の力は想像以上に強く、泳げない人が浮き輪で浮いているような状態だと、岸に戻れなくなります。実際に、岸に自力で戻れなくなった人の事故は沖永良部でもありますので、泳げない人は足のつかないような場所まで行かないようにしましょう。

シュノーケリングで必須な装備
  • ラッシュガード
    クラゲ、日焼け、予期せぬ大波でのリーフへの叩きつけから体を守るため、長袖のラッシュガードは必須の装備です
  • フィン
    フィン無しでは流れに逆らって泳ぐ事は不可能です。海でのアクティビティは、ちょっとした事が命の危機に繋がるので、足のつかないところを泳ぐときは、安全対策のため必ずフィンを着用してください。
  • マスクとシュノーケル
    水中眼鏡で泳ぐ方もいますが、息継ぎで体力が奪われるため、長時間泳ぐ事は出来ません。また、息継ぎで魚を見る余裕が無くなるので、シュノーケルは必須でしょう。

交通事故

沖永良部島で観光中に出会う、命にかかわるような危険は交通事故です。せっかく遠いところまで旅行で来て、観光中に交通事故にあってしまったら、人生で一番最悪の出来事になってしまうかもしれません。

沖永良部で交通事故に気を付けなければならない理由は、島民の大半が高齢者だからです。高齢になると運動能力、判断能力が著しく落ちるので、判断ミス、運転ミスでとんでもない行動に出る事もあり得ます。実際に、この島の交通事故の7割が高齢者の事故なので、高齢者マークを付けた車からは十分に距離を取ってください。

また、原付に乗っている人の大半も高齢者なので、同じように距離を取り、予想できない行動を取るかもしれない事を念頭に入れ、運転をしてください。

まとめ

沖永良部島へ旅行で来られる方向けに、海での危険生物、観光中に出会うかもしれない自然の中に潜む危険、事故を説明しましたが、正しい知識が有れば予防出来る事ばかりです。旅行中は浮かれて普段しないようなミスをすることも有るでしょうが、自然相手のアクティビティをする時は、気を引き締める事を忘れないようにしてください。

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