【厳選】島人も知らない沖永良部「裏」観光スポット10選
)
船で半日、飛行機でも乗り継ぎしなければ来れない、アクセスが不便な沖永良部島にせっかく行くのだから普通の観光スポットはつまらない、大抵の観光スポットは巡ってしまったという貴方のために、ガイドブックや観光情報サイトに載っていない島人も知らない裏観光スポットをご紹介します。
目次
ハート岩
自然を楽しむアウトドア派の貴方にはコレ!
こちらのハート岩の場所ですが干潮時にしか行くことが出来ないプレミアムな場所になっており、縁結びのパワースポットだとか違うとか。
ここの場所への行き方はちょっと複雑で、まずここの分かれ道を左に降りていきます。
すると車を止めれそうな広場が有るのでそこからビーチに降りてください。
こんな感じのビーチが有るので、干潮時に左の岩に沿って歩いて行ってください。
するとリーフの上に飛び出している岩が見えます。
これがハート岩です。
このハート岩が有るビーチは西郷どんの撮影にも使われたビーチなので、西郷どんの浜に行く方は是非寄ってみてはいかがでしょうか。
沖永良部島には100以上のプライベートビーチが有ります。沖永良部プライベートビーチの記事でまとめていますので、ビーチでのんびり過ごしたい方は参考にしてみてください
宇宙人岩
沖永良部島は海底が隆起してできた島で、長い年月をかけて浸食が作り出した不思議な形をした岩が沢山有ります、その中でも目を引くのがこちらの宇宙人岩。
どうですか?宇宙人の顔のように見えませんか?長い年月をかけて浸食された自然のアートです。
行き方はちょと複雑なので写真をこちらの写真を参考に行ってみてください。
こちらが宇宙人岩が有る場所です。
途中までは車で行けますが、悪路なので車を停めて歩いて行きます。上記が入り口の写真です。ここを入っていって直ぐに下の写真のような車を停めれるスペースが有るので駐車してください。
この岩は岩の間を二歩でくぐると幸せになれると言われているパワースポットです。
オカヤドカリ大量発生ポイント
生き物が好きなあなたにはコレ!
日本にはヤシガニを含むオカヤドカリが七種類確認されています。そのすべてが天然記念物に指定されており、その非常に珍しいヤドカリを大量にみられるスポットが沖永良部には有ります。あまりに大量にいるので“これ、ほんとに天然記念物なの?”と思ってしまうくらいです。
こちらの伊延港横の砂浜エリアへ続く階段横の岩場を散策すると壁際にムラサキオカヤドカリが大量に歩き回っている姿を見ることが出来ます。
ムラサキオカヤドカリは夜行性なので、昼間は岩の下や砂浜を掘ってその中に潜んでいるので出会えません、また気温が下がると冬眠状態になってしまうので、6月~9月の間の夜に散策することをお勧めします。
- 危険を察知すると外敵から身を守るため殻の中に隠れる習性が有ります。
- ハサミの力が非常に強いので観察する際は手を挟まれないように気を付けてください。
- アダンの実が大好き!アダンの実がなっている場所によくいます。
- 寿命は20年~30年。
- 小さいときは海の中に住んでます。
- 貝の中に入っているお腹が乾燥しないよう貝殻の中に水を貯めています。
- 脱皮で体が大きくなると大きな貝に引っ越します。
手長エビ観察スポット
沖永良部といえば伊勢海老ですが、手長エビもいるんです。沖永良部には湧水が出ている個所が沢山ありますが、その中のいくつかのスポットで手長エビが生息しています。
こちらのため池や湧水ポイントに夜ライトを持って行くと手長エビの目が光って容易に発見することが出来ます。
釣りをする場合、沖永良部では手長エビ用の小さな針は手に入らないので、針だけは準備をしてくることをお勧めします。竿はその辺に生えている竹を使うのが王道です。エサは米粒や魚の切り身、魚肉ソーセージ等何でもOKです。 沖永良部でホテルに泊まらず、キャンプをされる方は、手長エビで一杯なんていう楽しみ方がお勧めです。
子供はこういうの喜びそうですね。
オオウナギ生息スポット
日本ウナギの漁獲高が激減する中でも、ウナ丼がどうしても食べたいという方はいらっしゃるかと思います。沖永良部にはウナギはいませんがオオウナギは生息しているのです。
オオウナギは体長二メートルにもなる大型のウナギで沖縄、奄美諸島などの暖かい地域に生息する淡水の魚です。オオウナギは夜行性のなので、観察は日が沈んでからになります。
オオウナギは、こちらの後蘭という場所に流れる川と和泊を流れる奥川で生息が確認されています。
これらの川では運が良ければ一度に5、6匹見つける事も可能です。散策が夜なので探しに行く方はライトを持って行かれることをお勧めいたします。
捕まえればうな丼食べ放題じゃないか!とお考えの方には悲報ですが、オオウナギの味は水分の多い鶏肉に近く、食べられなくもないが好んで食べようと思う味ではありません。
台湾などでは食べられているようなので、料理次第では美味しいのかもしれませんが、、、
・・・
しかしながら、オオウナギは天然記念物に指定されている地域も有るくらい珍しい魚なので、一見の価値があるでしょう。
シラサギ休息地(後蘭の川横の野池の木)
シラサギは神の使いとされる幸運の鳥で、シラサギが羽ばたくのを見ると幸運になれると昔から言われています。そんなシラサギが大量にみられるポイントがこちらです。
画像
こちらの野池前の大木に夕方になると30匹ほどのシラサギの群れが眠りやってきます。シラサギは渡り鳥なので夏の間のみ見られる光景です。昼間でも何匹かは木に止まって休んでいるので静かに近づくと警戒されずに観察できます。一匹見れれば幸運になれるのですから、30匹も見られれば人生が変わるほどの幸運がやってくるに違いありません。後蘭孫八の墓が近いので観光ついでに幸運を掴みに寄って行ってはいかがでしょうか。
自然の水族館内喜名港
ナイキナ港は少し奥まった場所に有り、船着き場が防波堤で囲まれているため内湾は基本的に波が立たず、水の透明度が高いので海の底が見える素敵な場所です。こちらの場所は夜になると、ライトに集まってくるプランクトンを食べに小魚が集まり、それを食べる中型の魚が集まって来るため、さながら自然の水族館の様な場所に変わります。 また、内喜名港はシュノーケリングをすると、ほぼ100%ウミガメに出会えるウミガメスポットでもあります。日によっては内湾にもウミガメが迷い込んでくるので、ウミガメが見たい方は足を運んでみてください。
首切り処刑場
遺跡やちょっと変わった場所が好きなあなたにはココ!
日本では今も昔も重罪人の極刑に死刑が有りますが、沖永良部も例外ではありません。沖永良部島で重罪を犯した者を処刑する場所が島内に二か所ありその一つがタラソからリックの間にある海岸線にあります。処刑後は生首を並べてさらし首にする事もあったようで、当時は恐ろしい場所であったようです。
しかしながら、この場所に現在実際の処刑場跡が有るわけでは無く、この場所のすぐ横にタラソまで海岸線を歩ける素敵な散歩コースがあり、今ではそのような恐ろしい場所が有ったとは全く見えない場所です。ですが真夜中に人魂のようなものを見たという噂も有ったり、、、、
エーコープ、ドラモリ、ワコーと食料品店が並ぶ場所に行く道に有るので買い物に行くついでに歩いてみるのも面白いかもしれません。
洞龍墓
和泊町からワンジョに向かう途中のソテツジャングルを超えたあたりの左手に人工的に岩を削って洞窟上になっている洞龍墓が有ります。道路から見える墓は三基あり、その内最もワンジョに近い墓の中には人骨と昔の陶器が見えます(調査報告書によると苗代川産施釉陶器、沖縄産無釉陶器)
沖永良部ではひと昔前まで風葬をする文化が有り、この墓に眠る人も風葬で弔われたものと思われます。この古墳の一つの側壁に貞享3年(1686年)の記述が有ることから、作られたのはそのくらいの年代だと推測されます。
内城墓(ぐすく)
切り立った岸壁に存在するこちらの墓は干潮時にのみ、ワンジョビーチからリーフを歩いて行ける場所に有ります。現在は入り口が開いている状態ですが、墓口に板などをはめるための削り加工が有るため昔は板などで閉鎖していたようです。
墓内で人間の歯の一部露出が確認されており、恐らく堆積物の下には人骨が埋まっているものと考えられています。
こちらの墓の手前の浜はイダシチの浜と呼ばれ、当時沖永良部唯一の船着き場でした。こちらの浜には初代琉球王となったとされる源為朝を乗せた船が乗り入ったという伝説が残っています。
まとめ
沖永良部の裏観光スポット、いかがでしたでしょうか?他にも観光情報を発信しているので是非他の記事もご覧になって頂けますと幸いです。沖永良部で楽しい思い出を作っていってくださいね。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント