どうやって行けばいい?沖永良部島の行き方、ルート、予算を徹底解説!

このページに辿り着いたアナタはきっと沖永良部島という名前だけは聞いた事があるけれど、どこにあるの?どうやって行けるの?という疑問を抱かれていることでしょう。
私もこの島に来る前は、みなさんと同じような疑問はもちろん、離島は首都圏からでも行くのが大変そうだし費用もかかりそう…という考えを持っていました。
そこで、今回は全ての交通手段で沖永良部島へ渡った経験のある私が、行き方、予算、快適さまで徹底解説していきたいと思います!

沖永良部島の場所はどこ?

東京から約1,400km南西に位置する鹿児島県の奄美群島に属する離島です。奄美群島の最南端から2番目に位置しており、九州の鹿児島よりも沖縄に近く、熱帯地域ではないものの南国の花々が年中人々の目を楽しませてくれます。

 

沖永良部島に行く2つのルートと予算

冒頭で全ての交通手段を使ったことがあると自慢げに記載した筆者ですが、実は交通手段はシンプルに2つ!

飛行機(空路)か船(海路)のいずれかになります。それぞれのルートについて詳しくご紹介致します。

飛行機でのルート

沖永良部空港の開港は1969年5月1日。当時は不定期便として運航していましたが、現在では定期便となり、年間約12万人が利用する空港となりました。2005年には滑走路が1,200mから1,350mに延び、2013年には新搭乗待合室完成、2016年には新愛称“えらぶゆりの島空港”が決定し、2019年には開港50周年となりました。

沖永良部空港は島の最北端である国頭岬にあります。繁華街までは少し距離があるためこちらの沖永良部レンタカー屋比較の記事を参考にしてレンタカーを借りる事をお勧めします。

飛行機の便数は1日5便、時間帯は下記の表のように最終便が鹿児島発の16時台と時間が早いのが特徴となっています。

出発地 便名 出発時刻 到着時刻 所要時間
鹿児島 JC3801 07:40 09:05 1時間25分
徳之島 JC3711 11:25 11:55 30分
鹿児島 JC3803 12:50 14:20 1時間30分
那覇 JC3715 14:20 15:15 55分
鹿児島 JC3808 16:40 18:00 1時間20分

※上記の表は時期や天候、運航状況で変化する可能性があるため参考程度に。

特に台風時期の時は注意が必要ね。

飛行機の大きさはプロペラ機という、みなさんが想像する旅客機よりもかなり小型のものです。

JACプロペラ機 
JACプロペラ機

 

小型機といっても大型機より低い高度を飛ぶため大きく揺れるわけでもありませんし、LCCのように座席が狭いわけでもありません。

むしろ座席数が約50席と少ないため3席に並ぶことがなく、窓側の席も取りやすいため閉塞感を感じないメリットまであるのです。

ただし機体が小さいため機内持ち込みが可能なサイズは3辺合計が100cm以内(幅45cm×高さ35cm×奥行き20cm以内)、総重量は10kgまでと100席以上の旅客機と比べて制限があるので注意しなければなりません。

 

これから開通するかもしれない新しいルートはあるのか

既存ルート以外は現在(2020年5月)ではまだ開通予定はないようです。

 

沖縄経由のルート

沖縄から沖永良部行きの飛行機は1日1便。

那覇空港から沖永良部空港までの所要時間は約1時間と短いのが特徴です。機内のドリンクサービスは冷たいドリンクだけなのも、単距離便の特徴ともいえるでしょう。

 

沖縄までの飛行機の予算
出発地 東京発 大阪発
羽田空港発 成田空港発 伊丹空港発 関西国際空港発
LCC

¥9,910~(SKY)

¥6,340~(JJP)

¥7,800~(APJ)

伊丹発のLCCは

ありません

¥4,970~(JJP)

¥6,130~(APJ)

FSC

¥9,210~

(ANA/JAL)

¥12,035~(ANA)

¥8,980~(JAL)

¥9,180~(ANA)

¥8,660~(ANA/JAL/JTA)

※上記の表は全て直行便です。SKY(SKYMARK)、JJP(JETSTAR)、APJ(PEACH)

 

鹿児島経由のルート

鹿児島から沖永良部行きの飛行機は沖縄発と同じく1日3便。

1便目は鹿児島7:40発と早く、当日の乗継便としては使えないので1日2便と考えてもいいでしょう。

鹿児島空港から沖永良部島空港までの所要時間は約1時間半。料金も含め沖縄発のルートとそこまで大きな差はありません。

 

鹿児島までの飛行機の予算
出発地 東京発 大阪発
羽田空港発 成田空港発 伊丹空港発 関西国際空港発
LCC

¥7,590~(SKY)

¥6,623~(APJ)

¥7,230~(JJP)

伊丹発のLCCは

ありません

¥5,180~(JJP)

FSC

¥5,590~(JAL)

¥7,590~(SNJ)

¥7,690~(ANA)

直行便の運航は

ありません

¥8,660~(JAL/ANA)

直行便の運航は

ありません

※上記の表は全て直行便です。SNJ(ソラシドエア)

 

航空券を安く購入するコツ

羽田空港発の飛行機はLCCよりもFSCの早割の方が安い航空券を取れることがあるので、座席の広さや手荷物制限からいってもFSCを選択するのがお勧めです。

LCCが時々開催しているスーパーセールなどでは上記の予算を大幅に下回る価格で航空券を取ることができますので、旅行が決まったらメールマガジンやLINEの友達追加などから素早く情報を得られるようにしておきましょう!

飛行機を使うことのメリット

沖永良部の行き方の中で一番早く、移動に1日しか使わない!

ということでしょうか。限りある日程で移動になるべく時間を使いたくないという方には飛行機をお勧めします。

飛行機を使うことのデメリット

船と比べると移動にかかる費用がどうしてもかさんでしまいます。

特に連休や年末年始はどの航空会社も航空券の価格は上がってしまうので、早割を利用したり旅行日程を連休からずらしたりという対処ができれば少しお得に利用することができますよ。

また、沖縄と鹿児島どちらのルートでも後述の船ルートよりも遅い時間の到着になります。

これをデメリットと考えず、ホテルにチェックインしてまったりするもよし、夕陽を見ながらカヤックを漕ぐもよし、有効に時間を使って満喫して下さいね。

船でのルート

運送会社はマリックスラインとマルエーフェリーの2つ。

マリックスラインの運航しない日はマルエーフェリーが運航するといった運航をしているようです。

船の便数は1日2便。とはいえ鹿児島発と沖縄発になるので、1日1便と覚えておいた方がよいでしょう。

・鹿児島発の時刻表

鹿児島港

(新港区)

名瀬港

(奄美大島)

亀徳港

(徳之島)

和泊港

(沖永良部島)

与論港

(与論島)

本部港

(沖縄本島)

那覇港

(沖縄本島)

(出)18:00

(入)翌5:00

(出)5:50

(入)9:10

(出)9:40

(入)11:30

(出)12:00

(入)13:40

(出)14:10

(入)16:40

(出)17:10

(入)19:00

・沖縄発の時刻表

那覇港

(沖縄本島)

本部港

(沖縄本島)

与論港

(与論島)

和泊港

(沖永良部島)

亀徳港

(徳之島)

名瀬港

(奄美大島)

鹿児島港

(新港区)

(出)7:00

(入)9:00

(出)9:20

(入)11:50

(出)12:10

(入)14:10

(出)14:40

(入)16:30

(出)17:00

(入)20:30

(出)21:20

(入)翌8:30

※(入)入港 (出)出港

 

客室について

船でも飛行機のビジネスクラスやファーストクラスのように追加料金を払って快適に過ごすことのできる客室が存在します。

ここでは各運送会社の客室をご紹介していきたいと思います。

マリックスライン

<クイーンコーラル8>

特等(2名1室)、1等(2名1室)、2等寝台(8名1室)、2等(和室)

<クイーンコーラルプラス>

特等(2名1室)、1等(1名1室)、1等(2名1室)、1等(4名1室)、2等寝台(8名1室)、2等洋室(60名1室)、2等(和室)

マルエーフェリー

<フェリーあけぼの>

特等(2名1室)、1等(4名1室)、2等寝台B(8名1室)、2等(和室)

<フェリー波之上>

特等(2名1室)、1等(5名1室)、2等寝台A(1名1室)、2等寝台A(6名1室)、2等寝台A(2名1室)車椅子対応、2等寝台B(8名1室)、2等(和室)

和室以外の客室には全て追加料金がかかります。この追加料金は客室の種類や乗船する区間によっても大きく変わるため、予約の際に聞いてみるのがベスト。

特等や1等を定員に満たない人数で利用することも可能ですが、マリックスラインは大人の普通運賃の50%×未使用席数、マルエーフェリーは船室非利用客数×1旅客あたりの運賃及び料金の合算額×0.5、の船室貸切料金が必要となるようです。

寝台や洋室はマリックスラインもマルエーフェリーも2段ベッドとなっているので室内の最大人数以外は特に変わりなく過ごせると思います。カーテンを閉めてしまえばそこはもう自分だけのスペース。思う存分寛いで下さいね。

クイーンコーラルプラス洋室画像
クイーンコーラルプラス洋室二段ベッド

追加料金なしで乗れる和室についてはマルエーフェリーの方がお勧めです。雑魚寝のマリックスラインに比べ、個人ロッカーや頭部の間仕切り、頭上に羽織ものをかけられるハンガーまで付属しています。安く快適に乗るならマルエーフェリーの和室が1番でしょう。

 

船内での食事について

全ての船内にはレストランや軽食、スナックなどが購入できる売店があります。しかし、乗船中のすべての時間営業しているというわけではありません。

【マリックスライン】

鹿児島港発

<夕食>17:30~19:00 <朝食>5:20~6:00 <昼食>11:30~12:10

那覇港発

<昼食>11:40~12:30 <夕食>16:50~17:50 <朝食>6:15~7:00

売店の営業時間は船内案内所にて確認できます。

【マルエーフェリー】

鹿児島港発

<夕食>18:00~19:00 <朝食>6:30~7:30 <昼食>12:00~13:00

沖縄到着前の夕食営業がない代わりに軽食販売有。

那覇港発

<昼食>12:00~12:30 <夕食>18:00~19:00 <朝食>7:00~7:30 

那覇発後の朝食営業がない代わりに軽食販売有。

売店の営業時間は各港の入港30分前~出航30分後、鹿児島発の場合はそれに加えて18:00~21:00の時間帯の営業も行っています。

 

船内での過ごし方について

船内にはシャワールーム(石鹸などの備え付けはありません。クイーンコーラルプラスのみ利用者が自分でお湯を張る展望浴室有。)、売店、喫煙所、自動販売機などの設備がついています。昔ながらのゲームコーナーがある船も…。

甲板に出て潮風や波音を感じたり、朝陽や夕陽を見たりするのもロマンチックでお勧めですよ。

クイーンコーラル甲板
クイーンコーラル甲板
クイーンコーラルプラス展望浴室入口
クイーンコーラルプラス展望浴室入口
クイーンコーラル浴槽
クイーンコーラル浴槽

クイーンコーラルプラスの浴室は銭湯のような見た目で、テンションが上がります。

 

チケットの購入について

チケットの購入は、各港の窓口での販売に加え、海運代理店の事務所でも購入することができます。

窓口の当日の混雑を避けるなら事前に事務所での購入、時間に余裕がありそうなら港窓口での購入など自分のプランに合わせた買い方もできますよ。(旅行代理店から乗船引換券などを購入している場合、当日に窓口での手続きが必要になります)

洋室や寝台の席を確実に確保したいのであれば、日程が決まったらすぐに電話で予約してしまいましょう。

電話口で予約番号を出してもらえるので、その後チケットを購入する際にその予約番号を記入するだけでOK!但し、予約希望日の同日1ヶ月前からしか予約ができないので、注意してくださいね。

 

・手荷物の制限について

【マリックスライン】

1人あたり2個(3辺の長さの和が合計2m以下かつ重量が合計30kg以下)まで。超える場合は受託手荷物となります。

【マルエーフェリー】

1人あたりスーツケース2個程度まで。

手回り品は1人合計して重量20㎏以下。超える場合は受託手荷物となります。

※手回り品→ハンドバッグやリュックサックなど

手荷物の大きさは3辺の和が2m以下かつ重さ30kg以下。超える場合は貨物扱いとなります。

 

既定の重量を超過してしまうと受託手続きならびに受託手数料が発生してしまいます。

受託手荷物がある場合は乗船手続きを1時間前までに済ませなければならない港もあるので重量超過には十分注意して下さいね。

 

沖縄からのルート

船の出航時間が早く、当日に船に乗り換える事の出来る航空便がないため、このルートで船を使う場合、宿泊が必要となります。

~那覇港~

那覇港は那覇空港直結のゆいレール那覇空港駅より5つ目、旭橋駅を降りて徒歩約10分のところにあります。

最寄り駅である旭橋駅は周辺に民宿やホテルなどが多いので、事前に予約すれば安心して次の日に備えることができますよ。

頑張れば繁華街の松山にも歩いて行けるみたいだね。

飲みすぎて船に乗り遅れないようにね…。

~本部港~

那覇空港から乗り換えるだけではなく、船に乗る前日まで沖縄観光を楽しんでいる方もいると思います。

沖縄の北側、名護や国頭で遊んでいるから那覇まで帰るのはちょっと遠いな…とお考えの方は本部港を利用するルートもあります。

入港から出港までの時間が短いので、余裕を持って入港前にはチケットを購入しておくことをお勧めします。

那覇港、本部港、どちらから乗船しても沖永良部の和泊港には11:30に到着します。ちょうどお昼時。到着したらすぐに沖永良部のお勧めランチを食べに行ってみては!?

 

奄美からのルート

奄美大島へ来たついでに沖永良部も行ってみたいと思ったあなた、早起きは得意ですか?

那覇港からの船便も朝早くの時間帯ですが、なんと奄美の名瀬港からの出航は船で1番早い5:50。

頑張って早起きしてこの船に乗ることさえできれば沖永良部はもちろん、徳之島、与論島にも行くことができますよ。

 

鹿児島からのルート

鹿児島県でありながら沖縄本島からの距離が近い沖永良部は、船ではその距離が時間となって顕著にあらわれます。

乗船時間はなんと17時間30分!沖永良部の行き方の中で一番乗船時間が長いルートとなります。

2等でも寝ることは可能ですが、船に泊まることを考えると追加料金を払ってでも洋室や寝台を確実に予約することをお勧めします。

 

船を使うことのメリット

飛行機と比べて費用が安いことがやはり1番でしょう。

ちょっとした船旅気分を味わいたい方にも向いているルートだと思います。

また、喫煙者の方限定にはなりますが移動中の時間にも喫煙出来ることは大きなメリットになるのではないのでしょうか。

 

船を使うことのデメリット

船酔いされる方にはあまりお勧めできません…。

一度体調を崩してしまったが最後、下船する港まで耐えることになります。それでも船のルートで行きたい!という方は、必ずアネロンキャップなどの酔い止めを購入してから乗船するようにしましょう。(船内販売はありません)

乗船時間が長いこともデメリットの一つではありますが、それ以上に沖縄ルートの場合飛行機からの乗り換えのためだけに宿泊場所を確保しなければならない点がかなり大きいでしょう。

 

沖永良部島への最安の行き方

船を利用するのが一番費用を抑えることができます。

沖縄から沖永良部へ向かう飛行機は安くても15,000円程度かかるので、宿泊する施設にもよりますが沖永良部の行き方の中で船ルートが一番安いです。

東京近郊の人が沖永良部に最安で行くには

お住いのエリアにもよりますが、成田空港から飛行機で沖縄まで行き、沖縄で宿泊して船に乗るルートが一番安いといえるでしょう。

大阪近郊の人が沖永良部に最安で行くには

お住いのエリアにもよりますが、関西空港から飛行機で沖縄まで行き、沖縄で宿泊して船に乗るルートが一番安いといえるでしょう。

 

沖永良部島への最速の行き方

最速は間違いなくオール飛行機!

横になる時間が取れず少し疲れてしまうかもしれませんが、飛行機の中を快適に過ごすアイテムなどを利用して楽しい旅にして下さいね。

(下記の記載について、便数が多い路線については乗継便までに1時間以上の余裕がある便を選択しています。)

東京近郊の人が沖永良部に最速で行くには

・到着最速<14:20>

羽田発 羽田10:10発→鹿児島11:45着→鹿児島12:50発→沖永良部14:20着

成田発 成田9:40発→鹿児島11:05着→鹿児島12:50発→沖永良部14:20着

・所要時間最短

羽田発 到着最速と同じルート 所要時間4時間10分

成田発 到着最速と同じルート 所要時間5時間20分

大阪近郊の人が沖永良部に最速で行くには

・到着最速<14:20>

伊丹発 伊丹9:40発→鹿児島11:45着→鹿児島12:50発→沖永良部14:20着

関空発 関空7:00発→鹿児島8:15着→鹿児島12:50発→沖永良部14:20着

・所要時間最短

伊丹発 伊丹11:00発→沖縄13:10着→沖縄14:20発→沖永良部15:15着

所要時間4時間15分

関空発 関空13:45発→鹿児島15:00着→鹿児島16:40発→沖永良部18:00着

所要時間4時間15分

私がお勧めする沖永良部島への行き方

ここまで沖永良部島の行き方をご紹介してきましたが、筆者のお勧めは…船ルートです!

沖永良部島に行こうとしている方はきっと海が好きな方が多いのではないでしょうか。

筆者も海が好きなので甲板に出て潮風を感じたり、ゆっくり船窓から海を眺めたり、下船予定ではない港の停泊中に島の様子を眺めたり…と旅してるなぁと感じられる船旅推しです。自分のプライベートスペースも確保しておきたいので、毎回必ず寝台や洋室を取っています。特別な思い出づくりにするなら思い切って特等や1等を取ってみてもいいかもしれません。

また、沖縄の宿泊で民宿などに泊まるとオーナーさんや他の宿泊客との出会いから色んな情報が聞けたり仲良くなったりできるので、それもまた旅の醍醐味と言えるのではないでしょうか。

 

こちらの記事に掲載されている便の時間などは全て記事掲載時の調べによるものです。

実際にご旅行の際はご自身で確実な時間を調べてから旅の予定を組まれてくださいね。

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